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鬼縄のSM blog(FC2改)

鬼縄のSMブログです。淫靡な妄想の世界を彷徨っています。

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更に痒み薬を麻由美に

「さて、私とのSM関係を一方的に解消された恨みを晴らさせていただこうかな」
私は押し入れを開けてそこに隠してあった壷をそっと両手で取り出した。
壷の中には青みがかった粘っこい液体がたっぷり入ってる。
「これが貴女がまだ味わったことのない痒み薬というやつだよ。」
「これも一種の催淫剤だからとても気持ちもよくなるんだが、その代わり頭の芯まで痺れるように痒みも与えてくれるのだ、ふふふ、さ、覚悟はいいかね」
私は麻由美の割裂かれた両腿の間に座り込むと、壷の中の粘っこい溶液をたっぷりと筆で掬い上げる。
「ううっ」
麻由美は既に熱く熟した自分の体内に冷たく粘っこいものが塗り込められるのを知覚すると思わず昂ぶった声を上げカチカチと奥歯を噛み鳴らすのだった。
あの媚薬クリームでさえひとには見せられない痴態を晒したのである。女の最も恥ずかしい、今既に充分に熱く熟された秘部に痒みというおぞましい責めを与えられたら自分はどうなってしまうのかと、口惜しさと惨めな気持ちに苛まれる麻由美であった。
痒みに悶え狂う痴態を鬼縄に晒さねばならない状況に追い込まれた麻由美に自尊心と理性を保つ自信はなかった。それだけに麻由美は屈辱を一層感じるのであった。

「ふふふ、どうだね、気分は」
私は異様に目を輝かしながら再び、得体の知れない不気味な液体を筆に掬い取り、更に麻由美の奥深くに塗り込めていくのだった。
「今に気が狂うほど、痒くなるぞ」

| 麻由美の場合 | 02:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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焦らされる麻由美の身体

「ふふふふふ。。。この小瓶の中身は貴女もご存知の媚薬クリームだよ。貴女がもっとも嫌う芋茎のこけしや痒み薬ほどではないけれど、それなりの効果はある。手始めにまずこの媚薬クリームを試させていただくよ」
「嫌っ、ああ、嫌」
指先にたっぷりクリームを掬い取って麻由美を柔らかく揉みほぐそうとすると、麻由美は最後のあがきを見せるように左右につながれた両腿をピーンと張り、足の指を折り曲げて狂おしい身悶えを示した。
しかしそれもほんの一瞬で、私の指先で愛撫されながら、おぞましいクリームが塗り込められていくと、魂まで溶かされたような酔い痺れた心地になりもう命まで預けてしまったように、引きつった涕泣を漏らしながらされるがままになってしまうのであった。
「バイブを使ってやろうか?」
私はトランクからバイブレーターを取り出しスイッチを押して電動音を立てさせる。

小刻みに動かす指先の技巧で身体の芯まで痺れきってしまった麻由美はもうそれに拒否を示す気力もなかった。それよりも今まで自分では拒んでいた妖婦めいた不逞な官能が自分の身内の奥深く鎌首を持ち上げてきたような感じを麻由美は持ったのだ。このように嗜虐的な方法で肉体を弄ばれることを喜ぶ性癖が自分になかった訳ではないが、それはあくまで自分が制御できるSMプレイの中だけのことである。このように自分の意志に反して悶え狂わせられるなどということは、自尊心の高い麻由美にとってはとても受け入られることではなかった。しかしその自尊心に反して麻由美は自分が自分で分からなくなるくらいに燃え上がってしまったのである。
自分だけで行う自慰の時でさえ恥ずかしくて布団をかぶって暗闇の中でするのに、電灯が明るく照らす下で、しかもはっきりと両足を裂かれて女の最も恥ずかしいところを鬼縄のいやらしい眼に晒しながら痴態を興じるなど、麻由美には耐えられることではなかった。しかし麻由美の身体は彼女の崇高な自尊心や羞恥心、理性を裏切ってしまっている。

私が腿の付け根から、最も敏感な部分の周辺にまでバイブで軽く擽り始めると、麻由美は心臓が締め付けられるような鋭い快感をはっきりと知覚して、思わず喜悦の声を漏らしてしまった。
「ああ、私、ど、どうすればいいのっ」
麻由美は我を忘れて、狂喜したように上気した顔を振りながら、自分の意志と身体の不一致に口惜しさを滲ませながら身悶えてしまうのである。
塗り込められた妖しげな媚薬クリームもその効力を発揮し始めたのか、そこから戦慄めいた快感がこみ上げて、麻由美は全くの狂態を示し始めた。
媚薬クリームでさえこのように狂わされてしまった。この後当然鬼縄は使うだろうもっと強烈な効き目を持つ芋茎や痒み薬のことを想像すると麻由美の羞恥心が彼女を戦慄させるのであった。

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| 麻由美の場合 | 10:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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麻由美の絶頂

「ああ、もっ、もう・・・だめっ」
「おっ、お願い、も、もう、焦らさないで」
せっぱ詰まった気持ちで思わずそんな言葉を麻由美が口にして、身悶えると、私は深く含ませた矛先の責めを急調子なものにすると、麻由美は忽ち、快楽源の堰を切り、電流のような戦慄を全身に走らせ、大きく身体を仰け反らせたのであった。
「いっ、いくぅ」

左右に割裂かれている麻由美の雪白の成熟した太腿は悦楽の余韻を示していた。
落下無残に崩壊した麻由美の浅ましいばかりの姿に慄然としたものを感じながら、如何に気高く、美しく見えても女というものは一皮剥けばこのように酸鼻なものなのか。などと誠に勝手な想いに浸っていた。それほど麻由美の絶頂は激しいものであったのだ。

ここでとにかく麻由美のこの恥ずかしい痴態を、今後の為にも写真に撮っておこうと私は思ったのである。
そして今度は、例の痒み薬で責めてやろうと思うのである。まだまだ麻由美を許す訳にはいかないのである。
ふふふふ。。。。。。

| 麻由美の場合 | 06:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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耳掻き棒

耳掻き棒の先端を使って麻由美の両腿の付け根を粘っこく刺激する。すると、麻由美は悩ましい喘ぎを見せながら、もうそれだけで甘美な肉体を徐々に開き始め、薄紅色の可憐な蕾をさも恥ずかしげにほんのりとのぞかせるのだ。
私が愛用している竹の耳掻き棒は、鳥の羽根とはまた違う何とも言いようのないおぞましい感触で、肉体を恥ずかしく悶えさせる刺激を与える。この責めを受けた女は口を揃えておぞましい感触を訴える。そして誰もが女のもっとも恥ずかしい秘部を蜜で溢れさせてしまうのである。

私はわざと女の急所は避けるようにしながら、その周辺を巧妙に耳掻き棒の先端を這わすのである。女の襞を一枚一枚剥がすようにしながらゆっくりとなぞるのである。麻由美は誰かにしがみつきたくなったようなもどかしさを露わに示すかのように緊縛された下半身を狂おしく右に左に揺さぶらせ、切れ切れの涕泣を口から漏らすのであった。
わずかに片鱗をのぞかせている女の羞恥の愛くるしい花弁は思いなしか変化を見せ始め、もう充分に樹液を溢れさせ、肉層を溶けさせてしまっている。

更に私は、ベッドの下にある小さなトランクからピンク色の小瓶を取り出した。

| 麻由美の場合 | 08:42 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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鳥の羽毛

溶けるように柔らかい麻由美の悩ましい繊毛が指裏に触れると、恍惚とした悲壮の感激が私の魂を締め付けてくる。心臓は高鳴り、額にはじっとり脂汗が滲むのだ。
思い切って指先を麻由美のそれに繰り込ませようとした。しかしぴっちりと固くしまり、綺麗な肉体を露わにしても悔しさの為に心を強張らせているせいか、麻由美は全く潤みというものを生じさせないのだ。麻由美の情感は全く燃焼を示さない。麻由美は抵抗してか身体まで固く閉じようとしているようだった。
「これでは全く面白くない。」
私は小型のトランクを持ち出してくるのだった。

トランクの蓋を開けて鳥の羽をまず取り出すと、ベッドに縛り付けられている麻由美は新たな恐怖を覚えて開股にされている両腿の白い筋肉をぶるぶる震わせるのだった。
鬼縄の好む責めが女の身体を恥ずかしく悶えさせる淫靡でネチネチといやらしい快楽責めであることを麻由美は知っている。あの責めを受けたら嫌でも身体は反応してしまう。だからこそ必要以上に狂わせられない為に、あの当時のSMプレイではローターしか使わせなかったのだ。鬼縄が所持している鳥の羽や、耳掻き棒それに芋茎や痒み薬を使われれば恥ずかしい痴態を鬼縄の目に晒すことになってしまう。SMプレイといえどもそこまで狂わせられるのは麻由美の性分からして耐えられるものではなかった。
SMプレイでは鬼縄を抑制できたが、理不尽な復讐心と嫉妬に狂った鬼縄は当然それらを使ってとことん嬲るであろう事が分かっているだけに、麻由美は自分のもっとも辛い部分がいたぶられるのだと、凍りつくような屈辱の思いで上気した頬をわなわな震わせるのだ。自分の意志に反して悶え狂わせられるなど、麻由美には到底我慢できるものではなかった。

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| 麻由美の場合 | 05:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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嗜虐の生贄

麻由美をソファからベッドの上に移し転がした。睫を固く閉ざしたまま、まだ意識は回復していなかった。
私は麻由美のワンピースのホックを外し、ジッパーをスーと引き下ろした。馴れた手つきで、ワンピースを麻由美の肩から引きはがした。艶めかしい色気と清純さを匂わせる白絹のスリップ姿になった麻由美を見て、私は身内にたぎってくる欲情の昂ぶりにぞくっと身震いし、思わず生唾を呑み込んだ。刺繍の縁取りがしてあるスリップの裾をさっとめくりあげるようにして赤いガータを外し取り、薄皮を剥がすように絹のストッキングをはぎ取っていった。ブラジャーとパンティだけの姿に成り果ててしまった麻由美の透き通るような肌の白さと優雅でなよやかな身体の美しさにはつい溜息が出る。続いて、俯せになっている麻由美からブラジャーの背中のホックも外し、引きむしるように剥ぎ取った。
足下に散乱している麻由美のスリップやブラジャーには、まだ麻由美の体温が通っているように生温かく、そして、悩ましい麻由美の体臭の匂いを含んでいた。麻由美の下着の温もりと甘い体臭の移り香に私は心臓が締め付けられる切ない恍惚の思いにとらわれた。
ベットに俯す麻由美のパンティをズルズルと半分ばかり引き下ろすと、私は戦慄めいたものが背筋を貫いて、思わず、声が出そうになった。
悩ましいカーブを描く官能味のある麻由美の双臀がその深い秘密っぽい翳りを持つ亀裂まで露わにし、くっきり浮かび出ると私は眩暈さえ感じた。
私は麻由美から遂に最後のものを脱がし取り、更に麻由美の雪のように白くて華奢な両腕をつかむと象牙色につやつや光る麻由美の背筋の中程にかっちりと重ね合わせ、素早く麻縄を巻き付かせていくのであった。

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| 麻由美の場合 | 10:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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麻由美を汚す

二度三度、シーツに押し当てて顔をよじらせていた麻由美は何かに怯えたようにふっと目を覚ました。
「気がついたか」
麻由美はハッとして、そのまま、呼吸を止めたようにこわばった表情でしばらく私の顔を見つめていたが、突然、狂ったように身悶えて緊縛された裸身をよじった。
麻由美は自分がいつの間にか一糸まとわぬ素っ裸に剥がされていることに気付き、不意に水でも浴びせられたように顔面から血の気が引いたようだった。
「あ、あなたは!」
「お、鬼縄さん」
昂ぶった声を出した麻由美は、次に自分の惨めな素っ裸を私の目から反らそうとし身を縮ませた。
「ど、どうしてこんなことをするのっ」
「そりゃ、びっくりしただろうな」

象牙色の優雅な線を持つ麻由美の頬には屈辱の悔し涙が一筋したたり流れている。
「ち、近寄らないでっ」
垢じみた麻縄を上下に厳しく巻き付かせて、とろけるような柔らかい味を見せている形のいい乳房、なよやかな線を持つ鳩尾から腰部のあたり、そして、すんなりと引き締まった伸びのある二肢の優美さ。私のギラギラした視線は移行して、麻由美の程よく乳色の脂肪を乗せた引き裂かれた両腿の付け根に釘付けになった。微妙な美しさで柔らかく膨らんでいる絹のような繊毛の悩ましさに私は恍惚となった。
「こ、こんな事をして、ただですむと思っていらっしゃるのっ」
「私、あなたに、このような目に遭わされる覚えはないわっ」
「お、鬼縄さんっ、あなた、私をなぶり者にしようというのっ」
「私、あ、あなたをそんな卑劣な人だとは思わなかったわっ」

まるで恋人の自分を裏切って女が他の男と肉を通じた、そのような憎悪感がなぜか麻由美に対して生じてきたのである。と、同時に、これからいたぶり尽くそうとしている麻由美に対する憐憫の情は消し飛んでしまったのである。
「ああ、鬼縄さんっ、私、あなたを一生恨むわっ」
麻由美は真っ赤に火照った頬を横へ捻るようにして、吐き出すように言い、さも口惜しげに唇を噛み締めるのだ。
「あ、あなたという人が、こんな卑劣だとは私、夢にも思わなかったわ。さ、気の済むようになさればいいじゃないの」

汚してやれ、と自分の心に叫びたてながら麻由美の左右に割った両腿の中心部へ指先を触れさせていった。

| 麻由美の場合 | 07:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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罠に墜ちた麻由美

「こんばんわ」
麻由美は柔らかい微笑を口元に作ってドアの向こうに立っていた。
清純な白地に花模様の付いたワンピースを着てそれがしなやかさと妖しい官能味を持つ彼女の肢体にぴったり似合っていた。
会話はあの当時の二人の話題になったが、私はすっかり落ち着きを失って麻由美の言葉を上の空で聞いている。たった今、麻由美にすすめた生ジュースには強い睡眠薬を入れておいたからだ。
「なんだか、このジュース、変な味がするわ」
俯いて静かにストローでジュースをすすっていた麻由美は引き締まった美しい象牙色の頬を曇らせていった。
「気のせいかしら」
喉が渇いていたのか、ほとんどグラスのジュースを飲み干した麻由美は、
「でも、鬼縄さん。会社で逢った時なんかに私、ずいぶんよそよそしい態度をしているので怒ってらっしゃるのじゃない?」
社長というのは従業員の手前、会社にいる限り、誰に対しても冷静な身構えが必要なのよと、麻由美は説明した。
「実は、あの婚約披露のパーティの時だってあなたにも招待状を書いたのです。でも、姉の彩がこんなのは必要ないと外してしまったの。姉はあなたのことがどういう訳か嫌いなの。ごめんなさいね、ほんとうに」
久しぶりに麻由美と打ち解けあって話すうちにやはり麻由美という女は美麗だけではなく心根も美しい女であったのだと思い知らされた気分になる。
その人間的にも美しい麻由美を俺はこれから卑劣な手段でなぶりものにしようとしている。
もう矢は放たれた。麻由美は睡眠薬入りのジュースを飲んでしまったのだ。

「私、私、一体どうしたのかしら、変だわ」
麻由美は額に手を当てて立ち上がりかけたが、すぐにまたソファへ腰を落とすと、青ざめた表情でそのまま身体を横たえてしまった。
「どうやら、うまくいったらしいな」

| 麻由美の場合 | 08:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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恋慕の未練

私は凌辱してやろうという淫靡な野望を胸に麻由美に電話をした。
電話に出た麻由美は相手が私であるのに気付くと、
「まあ、お久しぶり、よく電話して下さったわね」
と懐かしげな声を出し、私は一瞬、拍子抜けした気分になったのである。そして、あれだけお世話になっていながら、最近はろくにご挨拶もせず、申し訳なく思っています、と、まるであの当時の彼女に戻ったように若々しい声で語りかけてくるのだった。
とまどいやためらいが生じるのを私は振り捨てるようにして、
「会社が終わってから1時間ばかり暇はありませんか。ささやかなものですが、婚約のお祝いの品を差し上げたいのですが」
と、声を震わせて言うと、麻由美は、まあ、と嬉しそうな声を出し、私のアパートの部屋に招くと、
「是非、お伺いしますわ。ちょうど、今日はそんなに忙しくないのです」
と、言うのである。

もうこれで賽は投げられた、と私は思った。
麻由美に電話した時、あっさりふられることを私は心の片隅では願っていたかもしれない。やはり、今自分はとんでもない悪事を働こうとしているという恐怖感があったからである。それほどに気の弱い自分を自分で情けなく意識しながらこうして事が運んだ今となってはくそ度胸を付けるべきだと私はしきりに自分に言い聞かせている。こういう行動に出たのには麻由美に対する腹立たしさから湧き出た理不尽な復讐心と共に、いやそれ以上に麻由美に対する恋慕の未練があったからであるのは間違いのないところであった。美しい麻由美をあっさり医者の良一に取られることへの抵抗でもあった。どうせ良一に取られるのなら、その前にとことん麻由美を凌辱し、汚してから渡してやろうではないかという嫉妬心も大きな原動力となっていた。

約束の6時から2時間ほど遅れて麻由美は私のぼろアパートにやってきた。麻由美は相変わらず時間を守れないようである。

| 麻由美の場合 | 02:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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復讐心

都心の一流ホテルで行われた医者の戸田良一と麻由美の婚約披露パーティに招待された客は麻由美の会社の従業員や出資者、良一の病院の関係者、また、やがて新郎新婦になる良一と麻由美の親しい友人達である。
しかし麻由美は私には招待状などよこさなかった。もう彼女には会社の設立当時、何かと世話になった私に対する配慮など無いのかもしれない。いや、その当時、SMプレイを共にしたことを今は恥ずかしく思っているのかもしれぬ。それよりもなによりも私の口からその秘密が婚約者の良一にばれるのが恐ろしかったのであろう。それだけはなんとしても防がなければならないことなのである。麻由美にとって今となれば、私の存在自体がけむたいのだ。

婚約披露の招待状をよこさぬ麻由美を腹立たしく思うと同時に人生とはなんと淋しいものかと私は思った。
心の支えがポキリと折れたような気分であった。自分の会社を設立することになった麻由美の為にいろいろ骨を折った自分が何ともいじらしいものに思われ、そんな自分に対する現在の麻由美の白々しさが腹立たしくてならなかった。それは私の中で恨みに変わり、麻由美に何とか仕返しをしたいという理不尽な嗜虐的復讐心に支配されていったのである。

麻由美が良一に絶対に秘密にしておきたい私とのSMプレイにしたところで、麻由美がリードしたたわいもないSMプレイであって、まさに麻由美の為にしたサービスのSであったのだ。縄で縛ることと、ローターでクリトリスを刺激することだけを許し、接吻や舌を麻由美の身体に這わせることはもちろん、私の手が直接麻由美の身体に触れることも極力避けるように言われていたのだ。もちろん私が裸になることさえ許さなかった。秘部はもちろんアナルを嬲ることも出来なかった。私が好きな羽根や筆、バイブやこけしなども一切使わせなかった。蝋燭や鞭、浣腸など全くの論外であった。
その時はそれでも満足していた私だったが、今のような私への対応に接すると、そのことも大いなる恨みに変わったのである。麻由美に真の屈辱を味わせて、理不尽にも麻由美への恨みへと変質した自分の気持ちを晴らしたいと真剣に思うようになった。

よし、麻由美に仕返しをして、思い知らせてやろう。。。
私をコケにするとどういうことになるか。麻由美をとことん凌辱してやろうではないか。
ふふふふ。。。。。。

| 麻由美の場合 | 03:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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