鳥の羽毛
溶けるように柔らかい麻由美の悩ましい繊毛が指裏に触れると、恍惚とした悲壮の感激が私の魂を締め付けてくる。心臓は高鳴り、額にはじっとり脂汗が滲むのだ。
思い切って指先を麻由美のそれに繰り込ませようとした。しかしぴっちりと固くしまり、綺麗な肉体を露わにしても悔しさの為に心を強張らせているせいか、麻由美は全く潤みというものを生じさせないのだ。麻由美の情感は全く燃焼を示さない。麻由美は抵抗してか身体まで固く閉じようとしているようだった。
「これでは全く面白くない。」
私は小型のトランクを持ち出してくるのだった。
トランクの蓋を開けて鳥の羽をまず取り出すと、ベッドに縛り付けられている麻由美は新たな恐怖を覚えて開股にされている両腿の白い筋肉をぶるぶる震わせるのだった。
鬼縄の好む責めが女の身体を恥ずかしく悶えさせる淫靡でネチネチといやらしい快楽責めであることを麻由美は知っている。あの責めを受けたら嫌でも身体は反応してしまう。だからこそ必要以上に狂わせられない為に、あの当時のSMプレイではローターしか使わせなかったのだ。鬼縄が所持している鳥の羽や、耳掻き棒それに芋茎や痒み薬を使われれば恥ずかしい痴態を鬼縄の目に晒すことになってしまう。SMプレイといえどもそこまで狂わせられるのは麻由美の性分からして耐えられるものではなかった。
SMプレイでは鬼縄を抑制できたが、理不尽な復讐心と嫉妬に狂った鬼縄は当然それらを使ってとことん嬲るであろう事が分かっているだけに、麻由美は自分のもっとも辛い部分がいたぶられるのだと、凍りつくような屈辱の思いで上気した頬をわなわな震わせるのだ。自分の意志に反して悶え狂わせられるなど、麻由美には到底我慢できるものではなかった。
思い切って指先を麻由美のそれに繰り込ませようとした。しかしぴっちりと固くしまり、綺麗な肉体を露わにしても悔しさの為に心を強張らせているせいか、麻由美は全く潤みというものを生じさせないのだ。麻由美の情感は全く燃焼を示さない。麻由美は抵抗してか身体まで固く閉じようとしているようだった。
「これでは全く面白くない。」
私は小型のトランクを持ち出してくるのだった。
トランクの蓋を開けて鳥の羽をまず取り出すと、ベッドに縛り付けられている麻由美は新たな恐怖を覚えて開股にされている両腿の白い筋肉をぶるぶる震わせるのだった。
鬼縄の好む責めが女の身体を恥ずかしく悶えさせる淫靡でネチネチといやらしい快楽責めであることを麻由美は知っている。あの責めを受けたら嫌でも身体は反応してしまう。だからこそ必要以上に狂わせられない為に、あの当時のSMプレイではローターしか使わせなかったのだ。鬼縄が所持している鳥の羽や、耳掻き棒それに芋茎や痒み薬を使われれば恥ずかしい痴態を鬼縄の目に晒すことになってしまう。SMプレイといえどもそこまで狂わせられるのは麻由美の性分からして耐えられるものではなかった。
SMプレイでは鬼縄を抑制できたが、理不尽な復讐心と嫉妬に狂った鬼縄は当然それらを使ってとことん嬲るであろう事が分かっているだけに、麻由美は自分のもっとも辛い部分がいたぶられるのだと、凍りつくような屈辱の思いで上気した頬をわなわな震わせるのだ。自分の意志に反して悶え狂わせられるなど、麻由美には到底我慢できるものではなかった。
私は鳥の羽毛で麻由美の雪白の粘っこい内股を一度したから上へすっとさすり上げた。
「ああっ」
その瞬間、麻由美は人の字に縛りつけられた優美な裸身をぴーんと硬直させ、意味にならない言葉を口走ったが、スースーと麻由美の太腿、内腿を羽毛で擽りたてると、彼女はそれでもう汗ばむほどの興奮を覚えだしたのか、真っ赤に上気した美しい顔を切なげに揺さぶりながら熱っぽく喘ぎ始めるのだった。
私は鳥の羽根を次第に移行させていきながら麻由美の両腿の付け根から遂に彼女の淡い悩ましい繊毛のふくらみへ触れさせていった。
「ああっ」と、そこに至って麻由美は完全に肉体を燃焼させた喜悦の声を張り上げる。
私は片手で麻由美の太腿に柔らかいマッサージを加えながら、もう一方の手に持つ羽毛で、まるでその形を整えたり、崩したりするように緩やかに撫でつけ、さすりつけるのである。
麻由美がすっかり燃え上がったのに気づくと私は羽毛を置き、耳掻き棒を手に取った。
「ああっ」
その瞬間、麻由美は人の字に縛りつけられた優美な裸身をぴーんと硬直させ、意味にならない言葉を口走ったが、スースーと麻由美の太腿、内腿を羽毛で擽りたてると、彼女はそれでもう汗ばむほどの興奮を覚えだしたのか、真っ赤に上気した美しい顔を切なげに揺さぶりながら熱っぽく喘ぎ始めるのだった。
私は鳥の羽根を次第に移行させていきながら麻由美の両腿の付け根から遂に彼女の淡い悩ましい繊毛のふくらみへ触れさせていった。
「ああっ」と、そこに至って麻由美は完全に肉体を燃焼させた喜悦の声を張り上げる。
私は片手で麻由美の太腿に柔らかいマッサージを加えながら、もう一方の手に持つ羽毛で、まるでその形を整えたり、崩したりするように緩やかに撫でつけ、さすりつけるのである。
麻由美がすっかり燃え上がったのに気づくと私は羽毛を置き、耳掻き棒を手に取った。
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| 麻由美の場合 | 05:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑