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鬼縄のSM blog(FC2改)

鬼縄のSMブログです。淫靡な妄想の世界を彷徨っています。

2008年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年07月

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「数」は重要なのか

男の基本的不能を克服し、いわゆる正常な性交を求める性欲(性交欲、性器性欲)を男に持たせる為、人類の文化はいろいろな対策を講じてきた。「女」の発明、女の性的魅力の創出、女体特に女性器の対象化、道具化、フェティッシュ化、神秘化はそうした対策であった。女を男にとって都合のいいように、使いやすいように、或いは使いたくなるように作り替えるこれらの対策の他に、男の側に働きかけ、出来るだけ多く性交を行わせようとする対策もある。性交した女の「数」を問題にするという対策である。少し前の時代の男達は、例えば、「千人斬り」とかいって性交(征服)する数を男達の憧れる偉大な業績としてきた。
現代の男達はそう言う馬鹿げたことに憧れたり、問題にしたりしなくなったと思っていたら、いまだに「数」を話題にする男がいる話を聞いてびっくりしたのであるが、この文化は意外と根強いのかもしれない。

もし性交が本能に基づく自然な行為であれば、業績目標を掲げて男を激励したり、業績を達成した男を賞賛したりする必要はないはずなのである。また、男達は一晩に五回やったとか七回やったとか九回やったとかよく自慢しあったりしたというが、男の性欲を「数」で誇るなどと馬鹿げた文化が横行していたのである。差別的性文化においては、性能力の強さが男のプライドの不可欠の一部となっているので、男は性的に弱いと言われるのを恐れ、恥をかくまいとして、いじましいほど無理してがんばったのである。
実は私も性的弱さを隠す為にSMのSをしているのかもしれない。私はいつでもどこでも性交が出来る男ではない。強姦してまで性交できる男がある意味羨ましいと思っているぐらいである。不能ではないが性交にはコンプレックスを抱いている。その弱さを隠す為に女を縛っているのかもしれない。

しかし、何はともあれ、男が性交した女の数や一晩にやった回数を誇る時、女の身体は男の性能力の強さを証明する為の実験台でしかない訳である。
S男が縛った女の数を誇ったり、M男が関係したS女性の数を問題にしたりすることを聞いたりすると、男というものは性交を問題にしないSM世界でさえ「数」は重要なのかと苦笑してしまうのである。

| 性的SM論 | 04:36 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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哀泣

麻由美の羞恥の源は、彩のそれと同じくしとどに濡れ、鬼縄の愛撫を今はただ為す術もなく甘受するのみとなっていた。
「ああ、もう、どうでもお好きなようになさって下さいませ」
麻由美は荒い鼻息と一緒に、自棄になったように言った。
「そうか。それならお前の言葉通り、好きなようにさせて貰うよ」
鬼縄は源八と同じく幾度も痒み薬を塗りつけ、その度に柔らかい収縮を示す美麗な薄紅の襞を、眼を細めて眺めるのだった。

そこで、源八と鬼縄は悶え狂う美女から身を離し、痒み薬の効果を意地悪く観察するのだが、表裏にたっぷりと塗り込められた美人姉妹の悶えようは、すさまじいばかりであった。
ああっと縛りつけられた優美な裸身を狂乱したように揺さぶり、鴨居に吊られた美麗な二肢を激しく悶えさせている。彩のうで卵のような艶やかな裸身も、麻由美の陶器のような滑らかな裸身も、共に脂汗で濡れ光っていた。

「ああ、お姉さんっ、麻由美は、ど、どうすればいいのです」
と、麻由美は我を忘れて、昂ぶった声を張り上げると、彩もまた、
「ああ、麻由美、私は、気が、気が本当に狂いそうなの」
と、悲鳴に似た声を張り上げるのだった。
そして、ついには、ニヤニヤと見物している源八と鬼縄に向かって、口々に、
「お、お願いです。この痒みを何とかして下さいませっ」
と、哀願し始めるのだった。
「ほほう、俺達に痒みをほぐしてくれと頼むのかね」
と、源八はほくそ笑んで、
「あれほど拒んだ俺に、一体どこをほぐしてくれと言うんだね」
と、言った。
「源八さんっ、意地の悪いことをおっしゃらず、ああ、お願いでございます」
と、彩は激しく号泣しながら、緊縛された裸身を揺さぶっている。
「鬼、鬼縄さんっ、この痒さを、ああ、どうかして下さい。本当に気が、気が狂ってしまいます」
と、麻由美も姉の彩と同様、もう見栄も体裁もなく、哀泣と一緒に口走るのだった。

| 麻由美の場合 | 04:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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無残なもの

骨も肉も一度に音を立てて潰れ散るような衝撃を受けた彩は、一瞬めまいを起こした。
激烈な屈辱と快美感が炎のように全身を襲ったのである。
肉芯にまで突き通すような指先の愛撫を受けながら、彩は獣のようなうめきを上げる。
「フフフ、彩さん。今日は心ゆくまで色地獄にのたうつがいいでしょう」
源八も必死な形相になっている。可愛さ余って憎さが百倍というが、今日という今日は、彩の身も心もとことん打ち砕き、とことん凌辱してやる、といった血走った気分に源八はなっていた。

物語とは違って、実際の私には「痒み薬」などという武器はないが、指による嬲り責めには自信があるのである。私の指の責めを受ければ、私の麻由美はとことん焦らし狂わせられる。その痴態を皆様にも見せたいくらいであるが、プライドの高い麻由美はなかなかこの私の指責めを受け入れてはくれないのである。物語の彩と麻由美同様、実際の私の女である麻由美も悶えさせられることにかなりの抵抗を示すのである。だからこそ余計に私は燃えるのであろう。


「ああ、そ、それほどまでに彩が憎ければ、どうぞお気の済むまで嬲って下さいませ」
と、彩は狂喜の中で昂ぶった声を張り上げた。
「いわずもがなだ」と、源八は残忍な微笑を口元に浮かべて、幾重にも畳んだ柔らかい肉層の中へ幾度も幾度も痒み薬を塗りつけていく。
もうその部分よりは、甘い果汁がしたたるばかりに溢れ、それがまた源八の心を一層凶暴なものにさせてしまうのだった。

「ああっ、お姉様っ、助けてっ」
麻由美は鬼縄に掻き立てられ、絶叫する。
「後でゆっくり痒いところをほぐしてやるよ。そう腰を揺すらず、おとなしくしては如何かな」
鬼縄は気もそぞろになり、煙のように薄い繊細なしげりの底を愛撫しているのだ。

宙に浮かんだ雪白の華奢な二肢、底まで冴え渡ったような白磁色の麻由美の肌、高貴な気品に包まれた麻由美の美しい裸身が、鬼縄の心にやはり無残なものを煽り立てるのである。

| 麻由美の場合 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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これほどの優越感

「ああ、鬼縄様っ、許してっ、もうこれ以上、麻由美は耐え抜く力はありませんっ」
麻由美は鬼縄の指先が、淡い繊毛の上をそろりと撫で、幾重もの薄紅の襞を晒しているその辺りをまさぐろうとすると、甲高い声を張り上げて、おどろに乱れた黒髪を左右に揺さぶり続けた。

「ああ、源、源八様、あ、あまりでございます。そ、そのような。」
彩も源八の指先でその部分をまさぐられると、ひきつった声を張り上げ、哀泣する。
「あれほど俺の気持ちを無視し、.しかも女の喜びは必要ないと宣言したお前だ。そのお前が痒み薬ごときで取り乱すものではない。最後まで信念を貫いたらどうですかな。」
源八は、まるで薄い皮でも剥くように甘美な肉の襞を左右にほぐしていきながら、指先のぬらぬらした薬液を塗り立てていくのだ。
「あっ」
と彩は全身をピーンと硬直させた。

彩にも麻由美と同様将来を誓った恋人がいる。この姉妹は一般的にエリートといわれる人種と付き合いを深めるようだ。鬼縄や源八のようなフランスコース料理さえ満足に食せ無いような人種とは肌を合わせないのだ。そのような高邁な姉妹がいやらしい、社会から疎外されているような男どもの目の前で、痒み薬のせいとは言え、腰を振って全身汗まみれになりながら悶えている痴態を晒すなどあってはならぬことなのだ。これほどの彼女たちの痴態を彼女たちの「婚約者」や「恋人」さえ見ることは叶わぬのだ。それを鬼縄と源八は眼にしている。これほどの優越感があるであろうか。

| 麻由美の場合 | 08:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ケータイ版ブログ

鬼縄のケータイ版ブログというか、個人HPを開設いたしました。
ミニログを意識して作りましたので、数行の日記というかメモというか何というか、という程度のものです。開設は致しましたが、PCサイトからはリンクいたしません。携帯オリジナルとしてどこまで出来るかという実験的要素もあるからです。ケータイファンで且つ鬼縄に興味がある方は探してみて下さいな。開設したばかりですからたどり着くのは容易ではないと思います。ふふふふ。。。。
数行の日記でも本音を書いています。。。。

| 運営日記(新着情報) | 08:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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灼熱の拷問

源八と鬼縄は、痛烈な痒みに、布団の上へ乗った裸身をのたうち回らせている美しい姉妹を見て、雲の上に上っていくような恍惚感に浸っている。
以前は、その影すら踏むことの出来なかった美麗の姉妹二人が、菊花の奥深くに塗り込められた薬液の為、半狂乱になってその火のような痒みと闘っているのだ。うめき、喘ぎ、のたうつ美しい姉妹の恥ずかしい源泉は、苦痛に悶えるさなかにあって、一層、露に花肉の壁をさらけ出し、それがまたじっくりと生温かく濡れ潤んでいるではないか。

「源八、さすがにこれは女泣かせの妙薬だな」
鬼縄は振り返ってニヤニヤしている源八の顔を見た。
「こいつを使われて泣き出さない女はいないよ」
源八はそう言って、彩と麻由美の内腿深くに息づいているような菊の蕾を指さした。菊の花弁はふっくらと柔らかく口を開き、ぬめぬめと濡れている。

読者諸氏にもこの美人姉妹の悶えようをご覧にいれたいものである。気の強い美人姉妹が痒みに悶え狂っている情景をどのように表現したら良いであろうか。
思いなしか、ヒクヒクと痙攣しているような美人姉妹のそれを、源八は見比べるようにして笑い合うのだ。

「それでは、女の急所にもたっぷりとお塗りしようではないか」
源八が再び擂り粉木を引き寄せて、鬼縄と一緒に中身をたっぷりと掬い上げると、彩と麻由美はすさまじいばかりの狼狽を示し始めた。
「ああっ、もう、許してっ。。」
狂い出しそうな痒みと闘っているこの身に、更におぞましい薬液を塗り込められる恐怖。
彩も麻由美も、もはや、生きた心地もしなかった。

| 麻由美の場合 | 08:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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侮辱共同幻想

マゾヒズムとは、不可避的に蒙らされた屈辱をあたかも自ら求めたかのごとく自己欺瞞することによって、その際の屈辱感を薄めようとする、或いは、ある軽い屈辱をわざわざ受けることによって別の重大な本当の屈辱をごまかそうとする自我の防衛策ではないかと考える説がある。
女になる為にはこのような自己欺瞞が必要であることにフロイドは気づいていたというのである。性交に関して、女は、犯される屈辱にマゾヒスティックに甘んずるか、それに反発して脅迫的にやってやってやりまくるか、男にお預けを喰らわせて復讐するか、全く拒否するしかないのであろうか。

このような考え方は、性交とマゾヒズムを結びつけて論じるものであるが、SM愛好家ならよく理解しているように、SMと性交は必ずしも結びつかないのである。どちらかというと性交ナシのSMプレイが基本である。お互いに性的サービスはするだろうけれど、性交が必須であることはない。
性交が女にとって屈辱的であることは分かるが、屈辱的であるはずの性交を必ずしもしないSMにおいて、自己欺瞞をしてSMプレイをしなければならないことがあるであろうか。私にはマゾヒズムが自己欺瞞の結果生じているという説には賛同できない。

さて、性交を女に対する男の侮辱であるとする共同幻想を克服すれば問題は解決するであろうが、その克服は何故難しいのであろうか。お互いの了解の下に女を侮辱する幻想をプレイ化して行うSMプレイは女を真に侮辱しているのであろうか。それとも反対にSMは性交における侮辱共同幻想からの克服手段であろうか。

| 性的SM論 | 06:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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懊悩の極み

「どうだね。鬼縄さん、そちらの方は」
ようやく、彩から口を離した源八は唇を手の甲で拭いながらニヤリとして鬼縄の方を見た。
麻由美の淡い繊細な繊毛の部分よりそっと首を起こした鬼縄は、
「菊の方にはたっぷりと塗り込んだよ」
と、逝って口を歪めた。
「どれ、少し、様子を見るか」
源八と鬼縄は共に上体を起こして菊花を翻弄された美しい姉妹の様子を意地悪く観察するのだった。

大きく喘ぎ続けていた姉と妹は、次第にその身悶えが激しくなっていく。奥深い微妙なところに塗り込められた薬がその効力を発揮し始めたらしく、ああっ、と麻由美は切なげに身をよじって、
「か、かゆいっ」
と、唇をふるわせて叫んだのだ。
彩もその部分から腰骨にまで貫くような痛烈な痒みと必死になって闘っている。
美しい富士額にねっとり脂汗を浮かべて、布団の上に乗せられた双臀をふるわせている彩を、源八は心地良げに見つめた。
「どうだ、彩さん。痒いかね」
屈辱感に狂おしく身を揺さぶっていた彩は、その部分の燃え立つような痒みにやはり耐えかねて、ねっとり汗ばんだ白いうなじを再び仰け反らせた。
「痒いかと聞いているんですがね、彩」
「か、かゆい、ああ、源八さん。な、何とかして下さいっ」
彩は上ずった声をはり上げる。
「麻由美さんは如何かな」
鬼縄も、懊悩の極みにある麻由美の美しい横顔に目を向けながら、楽しげにいった。
「ああ、もう、我慢が出来ません。鬼縄さんっ、助けてっ」
麻由美も舌足らずの悲鳴を上げ、鬼縄は源八と顔を見合わせ、哄笑するのだった。

| 麻由美の場合 | 06:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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快楽で責める。

私が何の為にSMをしているかと言えば、女の悶える様を見たいからである。
苦痛を与える拷問シーンに惹かれるのも、実は苦痛に耐える女の反応が性的に感じている様と似ているからである。いやらしい性的情景になかなか接することが出来なかった幼年期に見たヒロインがワルモノに捕まって拷問を受けるドラマに興奮したのは、性的快楽に身悶えする女の代替えシーンだったのかもしれない。だから大人になっても苦痛を与える拷問シーンに惹かれるのであろう。
しかし私が求めているのは、苦痛に悶える女ではなく、性的快楽に悶える女の様である。但し正常なセックスなどで感じている女ではなく、無理矢理に感じさせられている情景でなければならないところが、私の異常なところである。

女は感じることに羞恥をし、逝くことを恥や屈辱だと思っており、女はどのような時でもそのようなはしたない醜態や痴態を晒してはならぬという封建的文化下の思想を持った女でなければならないという前提がある。そう言う女を無理矢理に感じさせ、悶えさせ、最後には逝かせて屈服させるという性的嗜好を私は持っているのである。嬉々諾々と縛られ、悶えてくれても駄目なのである。こういう矛盾を抱えているからこそ、現実ではない小説に惹かれるのであろう。
プライドと羞恥心が強い女が開脚に縛られ、痒み薬を塗られ、無理矢理に悶えさせられる、現実にはあり得ない情景に惹かれるのである。

最近夢中になっているプレイは電気あんまを使ってとことん焦らすプレイである。自ら逝かせて欲しいと哀願するまで感じさせては、逝きそうになると中断する責めである。哀願せねばいつまでも焦らすのである。焦らされるのは結構辛いものである。
私は苦痛を与えて責めるのではなく、快楽で責めるのである。
私の麻由美は嬉しいことにいつまでも哀願することなく、この責めに耐えてくれるのである。これほど逝かされることに抵抗する女も珍しい。フフフフ。。。。。

| 鬼縄のSM | 09:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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屈辱感と快美感

痛みとも心地よさともつかぬ火のような戦慄に彩は、ああっ、とうめき、おどろに乱れた黒髪を左右に激しく揺さぶった。
麻由美もその微妙な箇所を鬼縄に指先でえぐられて緊縛された全身を仰け反らせるようにして嗚咽を漏らしている。
「ま、麻由美、耐えるのですっ、辛いのは姉も同じです。ああ、麻由美」
彩は官能味を持った二肢をうねらせながら秘められた菊花の部分を源八の指先で巧妙に愛撫され、砕け散りそうになる自分の心を叱咤するつもりで麻由美に声を掛けているのだ。
源八の眼はイライラと燃え立っている。
長い間、片時も忘れずその幻影を抱き続けてきた恋しい女、そして、自分を見下し求めても求めても全く自分を相手にしなかったこしゃくな女。それを今、俺は汚辱の淵へこうして突き落としてやっているのだという痛快さに源八は狂喜しているのだ。

源八の巧妙な指先で愛撫され、幾度も妖しげな薬を塗り込められている菊花は次第に蕾を膨らませ出し、海面のような柔らかさを持ち始め、ふっくらと口を開き出す。と同時にその上層の濃密な悩ましい繊毛の底は一層、生々しい開花を示し始め、美しい薄紅色の秘密っぽい花肉は自然に収縮を示し始めた。

プライドが高く気の強い女もこうなれば他愛のないものだ、と源八はますます痛快な気分となりついには菊花に深く指先を沈ませながら、しとどに果蜜をしたたらせるその柔らかい部分にピタと唇を押し付けた。
あっと絹を裂くような悲鳴が彩の口からほとばしり出た。
急所の部分を源八の唇で吸い上げられる息も止まるような屈辱感と快美感に彩は緊縛された美しい裸身を狂ったようにのたうたせるのだ。

「嫌っ、ああ。。。」
麻由美も鬼縄にピタと唇を押し当てられ、つんざくような悲鳴を上げている。

| 麻由美の場合 | 07:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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