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2004.04.18 Sun
こんないい女が俺の責めを受けるというのか。
外見からは経済的に困っている様子はうかがえない。いやむしろ今まで相当ないい暮らしをしていたのではないかと思われる風情だ。
まさか別の魂胆があるのではないだろうな?と、ちょっとした疑念が俺の頭をかすめたが彩を目前にしては俺の欲情がちょっとした疑念を上回った。
多分生活環境が激変したんだろう。今までのようないい暮らしを維持するにはやはり相当な物入りだろうよ。だからこそSMにあてをつけ、俺に泣きついてきたのだ。
ふふふ。。。。
そうでなければあのように気品さえ感じさせるいい女が俺に縛られるわけがない。
俺にとってはまさしく涎の出る情景だよ。家族の生活のために俺に縛られるわけだからな。願ってもない餌が舞い込んできたものだ。
じっくり弄ってやろうではないか。
そう考えながら、俺は彩の座っているカフェのテーブルをめざした。
ちょっと待てよ。
このまま素直に彩と接触してもいいものだろうか。。
ここで只声をかけるだけでは面白くないし、変な男が現れないとも限らない。
彩はSだといっていたからな。女王様に仕える正義の?M男奴隷がボディガードとして潜んでいるかもしれない。
ふふふ。。。
俺は用心深い男なのだ。
ボディガードのひとりやふたりなんとでもなるが、高級ホテルでもめごとをおこすなど俺の哲学に反する。
ここは場を盛り上げる為にも、用心のためにも少々SMチックな策を弄しよう。。
彩の不安な心理を増幅させてやろうではないか。
俺は美しい女を見ると無性に虐めたくなる。
猫が鼠をいたぶるように俺は女を追い詰めていくのが好きなのだよ。
俺はもういちど、身を隠して彩の携帯に電話をかけた。
| 彩の場合
| 10:51
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2004.04.18 Sun
「もしもし。。彩さん。実は私は部屋で貴女を待っているのです。部屋まで来て下さい。部屋の番号は2808だ。待ってるよ。」
彩は一瞬怪訝そうな表情を見せたが、部屋に来ることを承諾した。
席を立った彩の後を俺はそ知らぬ顔で追った。
彩は私の顔を知らない。
歩く彩の後姿を眺めながら、この女がまもなく俺の責めを受けるのだと思うと欲情が昂ぶる。
俺は脚フェチなので女の足にはうるさい。その点も彩は俺を満足させてくれている。いい足をしている。外見的には申し分のない女だ。
彩はわき目も触れずにエレベータまで歩いていった。
好都合なことにエレベータを待つ客は彩と私の二人だけだった。
エレベータの扉が開くと、私も彩と一緒にエレベータに乗った。
ふふふ。。。
エレベータには彩と私のふたりっきりだ。
「お嬢さん。お美しいですね。」
私は彩に声をかけてみた。
「このホテルにお泊りですか?」
彩はちらっと私の方に視線を向けたが、いかにも声をかけられたのが迷惑そうな表情をして黙っていた。
「お嬢さん。お連れがいらっしゃるのですか?もしお時間があるようでしたらお食事でもいかがですかな?」
私は無遠慮に話を続けた。彩は私を鬼縄とは思っていない。私をエレベータの中で礼儀もわきまえずに話しかけてくるいやらしい男に思ったことだろう。
彩は毅然とした口調で俺に言った。
「いえ。私には予定がありますので。」
それだけ言うと私を見下すような表情を横に向けてエレベータの階を表示するランプに視線を移し、これ以上話しかけないでという態度を露骨に表わした。
もし約束をしていなかったなら、彩との関係はエレベータの中だけで終わったことだろう。
俺は指を咥えて彩を見送るだけの男にしかならなかっただろう。
しかし、彩はまだ気付いていないがこの私がこれからお前を責める男なのだよ。
その私の誘いを断るなんて。。この彩の態度が私をますます奮い立たせた。
後で思い知らせてやるよ。後で後悔する事になるのだよ。
ふふふ。。。
エレベータが28階に止まり、扉が開いた。
彩はこの気まずい雰囲気から早く解放されようと扉をすりぬけるようにエレベータを降りた。
彩は部屋番号の案内プレートに目をやり、2808のルーム番号を見つけると早足でその部屋の方向に向かった。
私は彩の後を追い、声を更にかけた。
「お嬢さん。2808号室に行くのですか?」
彩は驚いた表情で振り返った。
| 彩の場合
| 06:22
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2004.04.01 Thu
とうとう当日がやってきた。
俺の責めを受けるという彩の決断を翻す<a href="http://smbook.kir.jp/book-cgi/ayaboard/azul.cgi">BBS</a>の書き込みはなかった。
彩の奴隷になりたいという書き込みはあったが、それは俺の問題ではない。。
俺は彩を陵辱できればそれでよいのだ。
ふふふ。。。。
さて当日、俺は待ち合わせのホテルのロビーに1時間早く着いていた。
遠くから彩と名乗る女性を観察する為だ..。
気に入らなければそのまま帰ってしまおうと思っていた。
そもそも俺はSだからね。
バックアップ。。?
ふふふ。
笑わせて貰っては困る。。
さて、彩と名乗る女性は俺好みの女だろうか。。。
俺はホテルのロビーの片隅にあるソファに腰をかけた。
ここなら入り口から入ってきた女を見ることが出来る。。。
待ち合わせのカフェも見渡せる。。
このホテルは比較的、人の出入りも多い。。。
ソファーに座っている人間も沢山いる。。。
彩と名乗る女性は俺には気がつかないだろう。
ロビーを見渡していると、普段は気がつきもしない事に気がつく。。。
彩は白のバックを持ってくると言っていた。
そんな女はどこにでもいると思っていたが。。白のバックを持っている女はそうはいないものらしい。
時期も関係あるのだろうか。。
どうでもいい事だが。。
30分が経過した。。
遅い。。。
俺は段段とイライラしてきた。
白いバックを持った女は一人も現れなかった。
まさか来ないつもりじゃあるまいな?
この俺が1時間も前から着いているというのに全くいい度胸じゃないか。。
俺に指導を頼む立場とは思えんな。。
どうせろくな女ではあるまい。
もうこのまま帰ろうか?
俺は頭に来ていた。。
だいたい俺は女の外見にはこだわる男なのだ。
彩という女の写真も見ずに会おうとした事が失敗だったかもしれない。
俺の好みでなければ本当に帰ろうと思っていた。
俺は女に困っているわけではない。好みでない女の相手をしている暇さえないのだ。俺に縛られたい女はいくらでもいるのだ。俺としたことが迂闊だった。
しかしここまで時間を割いたのだ。彩の顔ぐらい拝んでから帰るとしよう。
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待ち合わせ時間10分前にその女は正面玄関から現れた。。
白いバックが俺の目に飛び込んできた。
随分と遅い到着だ。
俺は気づかれないようゆっくりと視線を
女の顔にずらした。。。
。。。。。!!?
いい女だ。。
この女が俺にメールを出した彩なのか?
違う女が後から白いバックを持ってやってくるのではないだろうか?
本気でそう考えた。
先ほどまでのイライラした感情など忘れてしまった。
俺もげんきんな男だとつくづく思う(苦笑)
俺はその女に気づかれないように観察を続けた。
カフェのソファーに案内された女は携帯を見ている..。
あの女なのだろうか。。
髪の長さは肩を超えるロングヘア。。
人を寄せ付けない冷たささえ感じられる..
細身の美形だ。。
しかし、俺が驚いたのは別の所にある。
経済的に困っていると書いてあったから、どんな貧乏くさい小娘がくるのかと思っていたが..
どうみてもその女は経済的に困っている女には見えなかった。
そんな貧乏くさい女がこのホテルに入ったら、さぞかし浮くだろうと思っていた。
それがどうだろう。。見事に調和している。
気品すら感じさせる女だ。。
本当にあの女か???
俺は辺りを見渡した。。
白いバックの女は。。。やはりカフェに座っている女一人しか居ない。。
ホテルのカフェを使い慣れているのだろうか..?
俺に会うのに緊張はしていないのだろうか..?
動じた様子が見当たらない。
普段の俺なら絶対に声をかけられないだろう女..。
観察していると何人かの男が彩らしき女に視線を投げかけ、興味をひかれているのが分る。。
俺は時計に目をやった。
待ち合わせ時間3分前..。
視線を女に戻す。
女は組み合わせた両手を膝に当て、深く目を閉じたままだ。
20秒ほどの仕草だったか..。
女は組んだ両手をテーブルの上に置いた..。
うつむき加減のまま女は携帯を取り出した。
と、ふいに俺の携帯が鳴った。。
着信番号は!。。
彩だ。。
カフェの女に目をやった。
白いバックの美女が携帯を耳元にあてている。。
俺は反射的に彩らしき女の座っている所から見えない場所に移動した後、電話に出た。
「もしもし?」
「...。彩です。今、カフェに居ます。」
「そうですか。すぐに行きます。白いバックの方ですね?」
「はい。。入ってすぐのテーブルに座っています」
俺は電話を切った。
間違いなくあの美女が彩らしい。。
胸が高鳴った。。
その後、俺は一瞬躊躇した。
とても誰かに縋るような女には見えなかった。
俺に近づいて一体何の魂胆があるのか。。。??
そんな不安を感じた。
彩はそんな不安を感じさせるほどの女だった。。
死角から気づかれないようにそっと彩を見た。
彩はうつむいたままだ。。
話し終わった携帯をまだその手に握り締めていた。。
あぁ、緊張しているんだな。。
俺はそう感じた。。。
そう感じたとたん、また別の感情が湧きあがった。
「そう、お前は俺の獲物だよ。どう料理してやろうか?」
俺は女に向かって歩き始めた。。。
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| 彩の場合
| 09:26
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2004.03.26 Fri
鬼縄様
いよいよ..明日、お目にかからせて頂きます。
彩です。
明日のこの時間には、
もう鬼縄様にご指導いただいた後でしょうね..。
その時の自分の心境が今の私からは
想像することが出来ません..。
鬼縄様に感謝することは間違いないとは思いますが、
自分自身が守りつづけてきたものを
一つ失うと言うのは..
自らの意思であれ..
多少なりともショックを受けるかもしれません..。
何かを手に入れるためには
別の何かを捨てなければならない..。
そうなのでしょうね..。
新しく手に入れるものに対する喜びと期待はあります。
それと同時になくす物に対する悲しみも存在します..。
すみません..。
鬼縄様に愚痴のような事を言っていますね..。私。
鬼縄様に初めにメールを出した時点では
このような事は全く想像していませんでした。
只、ご指導いただきたいと望んでいました。
それも叶うかどうか..分らないままに
メールを出させていただきました..。
実際にご指導していただけるとなって、
本当に嬉しいのです。
只、今になって考えると..
鬼縄様に初めてメールを出させていただいた頃の私は
まだ実態が見えていないままの..未熟さがあったと
痛感しています。
ほんの数日しか経っていないのに..
不思議な感覚です。
大抵はこのような感覚で
新しい世界を知るのかもしれませんね。
明日になれば必ず..
覚悟が決まると信じています。
後戻りはしません..。
出来ないのかも知れません..。
当日の私の服装ですが..
白のバックを持っていきます。
ホテルに着きましたら
ロビーより携帯にご連絡差し上げます。
では、明日..。
よろしくお願いします。
| 彩の場合
| 08:25
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2004.03.19 Fri
鬼縄様
彩です。26日はご指定のホテルにお伺いします^^
現在は仕事に追われておりまして
まともなメールも書けません。
26日の事を真剣に考える時間が無い事は..
考え始めると不安定になってしまう自分を思えば
好都合といえる状況かもしれません。
冷静に考えれば考えるほど..
自分にMが出来るのか..
自信が無いのです。
鬼縄様には「S女性のまま責めを受ければよいのです」
とおしゃって頂きましたが..
あの..普段の私は..なかなか気が強いのです。
Sのまま責められたら鬼縄様に感謝するどころか
怒ってしまいそうです(それが一番不安です..)
やはりスイッチは切り替えないと
駄目ですよ..。
人にはS性とM性の両方が多かれ少なかれ
あるものだと考えておりますので..
なるべく自分のM性を見るようにして
お勉強させていただこうと思っています。
と..
少しのんきなお話をしてもよろしいでしょうか?
鬼縄様は「花と蛇」はもうご覧になりましたか?
もし、ご覧になってなければ、
当日、一緒に見に行きませんか?
鬼縄様のblogページを見ていたら
見に行きたくなってしまいました(^^;
20日から24日までは仕事の都合でホテル泊になりますので
おそらくパソコンに触れる事が出来ません。
もし、メールを頂いたら
返事が遅れてしまうことをご了承ください。
では、今日はこの辺で。
おやすみなさい。
| 彩の場合
| 10:18
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2004.03.15 Mon
鬼縄様
ご返答ありがとうございます。
彩です。
...。
鬼縄様のお考えを理解出来ず、
勝手な抗議文を送ってしまいました。
大変失礼致しました。
初めて、自分のメールが掲載されているのを
目の当たりにした時..
頭の中が真っ白になるほどのショックを受けました。
鬼縄様に失望しましたし、
怒りも感じました。
BBSへの書き込みがなければ気がつかずに終わった
事と思います。
でも、鬼縄様からのお返事で
鬼縄様のお考えが分りました。
心から感謝致します..。
法的対処..実は少し考えました。
でも、それは私には何のメリットもありません。
それもご存知でしたか?
私が望むものが鬼縄様に見えるのでしょうか?
それと、鬼縄様のお考えによると..
今後も私のメールを掲載されると言う事ですよね?
私のメールは、あくまでも鬼縄様個人に向けたものであり..
そのメールを他者の方が読まれて面白いのかどうか..
疑問です..。
借金があるなど..
あまり人にお聞かせできる話ではないですし..
やはり抵抗はあります。
こうして書いていても..
ちょっと..気にして書いてしまいますね。
変な感覚です(苦笑)
今後、掲載していくかどうかは鬼縄様のご判断に
お任せいたしますが..
私はあくまでも鬼縄様に対してメールを書かせて頂きますので、
個人情報等を書いてしまうかもしれません。
掲載されるならば、その時は鬼縄様のほうで
削除、もしくは加工して頂きますようお願い申し上げます。
それと、もう一つ、
日時の指定と場所は変更してください。
日時と場所は公表せずに鬼縄様と私だけが
知っているだけでお願いしたいのです。
皆さんが知っている場所に出向くのは
あまりにもリスクが大きすぎます。
後日に逢った場所を公表するのは構いませんが
事前に公表するのは止めてください。
これは譲歩できません。
自分のメールが掲載されているのを知ってからは
日常生活に支障をきたすほどパニックでした。
今日は、少しゆっくり眠れそうです。
では、失礼致します。
P.S.
あのBBS可愛いですね^^
気に入ってしまいました。
| 彩の場合
| 10:30
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2004.03.15 Mon
この彩の抗議に対して私は当然返書を送信した。
しかしその返書の文面を公開することは出来ない。なぜならこの返書にこそ彩と私の密約が書かれているからである。密約を公開すればそれはもう密約でなくなりその効力が失われてしまう。失われてしまっては彩を責めることが出来なくなるばかりか、彩の希望もかなえられない事になる。それではこの物語自体が意味を成さなくなってしまうのである。
私が彩とのメールを公開しているのはいわば彩と私のSM的取引を成就させる為にしているということを彩に理解させることが必要だ。それが返書の主旨という事だけはお知らせしておきましょう。。
私は彩を騙しているのではないのである。これを理解すれば彩は私の提案をきっと承諾する。
彩には彩の、私には私の目論見があり、その目論見はお互いの目論見をかなえることになる。
そう。。これは取引なのだ。
彩の返事を待つことにしよう。。
ふふふ。。。。。
| 彩の場合
| 10:25
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2004.03.13 Sat
鬼縄様
...。
鬼縄様、彩です。
あの..
お聞きしたい事があります..。
初めのメールにも書かせて頂いた通り
私は以前から鬼縄様のサイトによく訪れていました..。
本日、サイトに訪れさせていただいた所、
新しいコンテンツが出来上がっていました。
「鬼縄のSM物語」です。
そちらのコンテンツに私のメールが掲載されている
気がします..。
何故ですか..??
正直、とても驚きました。
鬼縄様にはご理解いただけないのかもしれませんが
私は..
鬼縄様だから..
お話させていただいたのです..。
公表するためにメールを書いたのではありません。
鬼縄様が私のメールを公表される理由が全くわかりません。
失望や怒りにもにた感情が鬼縄様に対して
湧き上がりました。
電話番号等は削除して頂いているようですが..
鬼縄様の行動が理解できません。
なにか理由があるなら教えていただきたいのです。
もし、ご冗談でなさったのなら
どうか掲載は取り止めて頂けませんか?
なぜ..?
なぜですか..?
私には理解できません。
鬼縄様の文章を読ませていただき、
鬼縄様の人間性を信頼しておりました。
なぜなのですか?
ご返答ください。
お返事をお待ちしております。
| 彩の場合
| 09:12
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2004.03.08 Mon
意外と早く彩から了承のメールが届いた。
彩は結構真剣なのだと私は感じた。。
そして彩は経済的にも困っている。それが私の付目であり、彼女の真剣さを証明し、彼女の弱みとなる。
ふふふ。。。。
彩は私の責めを嫌でも受けざるを得ないだろう。
思いがけない拾い物をしたものだ。
「鬼縄様
ご連絡ありがとうございます。
3月26日..了解致しました。
<a href="http://www.starwood.co.jp/westin/hotel_tokyo.html">ウェスティンホテル東京</a>のロビーに
夕刻7時にお伺いさせて頂きます。
まだ先の事..
先の事だからでしょうか?
とても緊張します。
果たして私自身がMになれるのか..
それは経験であり、
勉強させていただく事だとは分っているのですが..
性格的なものもあり..
当日の事を考えると心配でなりません..。
万が一にも鬼縄様に抗うような事はないと
思いますが..
前回のメールでお話した3点だけはご容赦
くださいますよう..。
その他の事は、鬼縄様に全てお任せいたします..。
どうかよろしくお導きください。
それと..当日、私のお道具等は持参しなくても
宜しいのでしょうか?
当日はMとしての経験をさせて
頂く事になりますので、私のお道具は必要ないかと
思いますが..念のために確認させて下さい。
あと、急用が入ってしまった場合の為に
鬼縄様の携帯番号をお教え頂けますか?
私の携帯番号は090-××××ー××××です。
何か急な変更がありましたらこちらにご連絡ください。
当日7時になりましたらホテルロビーから鬼縄様の携帯に
ご連絡させて頂きたいと思います。
本日は用件のみのメールになってしまいました。
26日..
自分から鬼縄様にメールを出したのにもかかわらず..
失礼な事ですが..楽しみにしているとは
とてもいえない心境です..。
日程が近くなれば覚悟も決まるのかも知れません。
必ず参りますので..よろしくお願いします。」
| 彩の場合
| 08:44
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2004.03.07 Sun
彩は条件をつけてきた。
俺にバックアップを依頼してきたはずなのに条件をつけるとはね。
それがこの女の「甘さ」を露呈している。
縛ってしまえばそれでおしまいさ。。
ふふふ。。。。
俺はこの女の甘さにつけ入ることにした。
この女には今、弱みがある。俺にバックアップを受けて「良い女王様」になりたいという
弱みがね。経済的な弱さは私を優位にさせてくれる。
ここは少し彩に擦り寄ってやろう。。彩の弱さと甘さが私の目論見をかなえてく
れることだろう。
「彩さんへ
鬼縄です。
まず最初に貴女の3つの条件は認めて差し上げましょう。。
何よりもSである貴女が、その嗜好に反して私の責めを受けるという覚悟が貴女
の「良い女王様」になりたいという真意を証明したことになるのですから。。
その覚悟に免じて3つの条件は呑みましょう。
因みに私は「縄師」ではない。女を縛ることは目的ではなく手段なのです。
「縛り」はあくまで女を責める道具なのですよ。
私は女を陵辱することに目的を置いている。貶めることに喜びを感じる。女を心
の暗闇の底に沈めたいのだよ。堕ちる女は美しい。。
誤解して欲しくないのは私は女を調教する立派なご主人様ではないと言うことだ。
だから責める方法はあらゆる手段を講じる。女をおとす為には責めを選ばないタ
イプなのだ。制限を付けられるのは好まんのですよ。
ふふふ。。。。。
その私が貴女には特別に条件を呑んで差し上げたのですから、その3つの条件以
外は貴女にも覚悟していただく。
これは取引です。私の嗜好を満足させてもらう替わりに貴女をバックアップして
差し上げるのです。
貴女は責めを受けることで、Mの立場を知り更に私のバックアップを受けられる
と言うことです。
とにかく貴女は私の責めを受けることに同意をした。貴女の要望と私の目的が合
致をしたと言うことだ。
後戻りは許さんからね。
ふふふ。。。。
さて、予定を決めようではないか。
日時は、3月26日金曜日。。
場所は、<a href="http://www.starwood.co.jp/westin/hotel_tokyo.html">ウェスティンホテル東京</a>
このホテルのロビーで午後7時にお逢いしましょう。
言っておくが、この日は家には帰れんよ。そのつもりで来なさい。
では。。
| 彩の場合
| 05:45
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