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鬼縄のSM blog(FC2改)

鬼縄のSMブログです。淫靡な妄想の世界を彷徨っています。

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その当日....

とうとう当日がやってきた。 俺の責めを受けるという彩の決断を翻す<a href="http://smbook.kir.jp/book-cgi/ayaboard/azul.cgi">BBS</a>の書き込みはなかった。 彩の奴隷になりたいという書き込みはあったが、それは俺の問題ではない。。 俺は彩を陵辱できればそれでよいのだ。 ふふふ。。。。 さて当日、俺は待ち合わせのホテルのロビーに1時間早く着いていた。 遠くから彩と名乗る女性を観察する為だ..。 気に入らなければそのまま帰ってしまおうと思っていた。 そもそも俺はSだからね。 バックアップ。。? ふふふ。 笑わせて貰っては困る。。 さて、彩と名乗る女性は俺好みの女だろうか。。。 俺はホテルのロビーの片隅にあるソファに腰をかけた。 ここなら入り口から入ってきた女を見ることが出来る。。。 待ち合わせのカフェも見渡せる。。 このホテルは比較的、人の出入りも多い。。。 ソファーに座っている人間も沢山いる。。。 彩と名乗る女性は俺には気がつかないだろう。 ロビーを見渡していると、普段は気がつきもしない事に気がつく。。。 彩は白のバックを持ってくると言っていた。 そんな女はどこにでもいると思っていたが。。白のバックを持っている女はそうはいないものらしい。 時期も関係あるのだろうか。。 どうでもいい事だが。。 30分が経過した。。 遅い。。。 俺は段段とイライラしてきた。 白いバックを持った女は一人も現れなかった。 まさか来ないつもりじゃあるまいな? この俺が1時間も前から着いているというのに全くいい度胸じゃないか。。 俺に指導を頼む立場とは思えんな。。 どうせろくな女ではあるまい。 もうこのまま帰ろうか? 俺は頭に来ていた。。 だいたい俺は女の外見にはこだわる男なのだ。 彩という女の写真も見ずに会おうとした事が失敗だったかもしれない。 俺の好みでなければ本当に帰ろうと思っていた。 俺は女に困っているわけではない。好みでない女の相手をしている暇さえないのだ。俺に縛られたい女はいくらでもいるのだ。俺としたことが迂闊だった。 しかしここまで時間を割いたのだ。彩の顔ぐらい拝んでから帰るとしよう。


待ち合わせ時間10分前にその女は正面玄関から現れた。。 白いバックが俺の目に飛び込んできた。 随分と遅い到着だ。 俺は気づかれないようゆっくりと視線を 女の顔にずらした。。。 。。。。。!!? いい女だ。。 この女が俺にメールを出した彩なのか? 違う女が後から白いバックを持ってやってくるのではないだろうか? 本気でそう考えた。 先ほどまでのイライラした感情など忘れてしまった。 俺もげんきんな男だとつくづく思う(苦笑) 俺はその女に気づかれないように観察を続けた。 カフェのソファーに案内された女は携帯を見ている..。 あの女なのだろうか。。 髪の長さは肩を超えるロングヘア。。 人を寄せ付けない冷たささえ感じられる.. 細身の美形だ。。 しかし、俺が驚いたのは別の所にある。 経済的に困っていると書いてあったから、どんな貧乏くさい小娘がくるのかと思っていたが.. どうみてもその女は経済的に困っている女には見えなかった。 そんな貧乏くさい女がこのホテルに入ったら、さぞかし浮くだろうと思っていた。 それがどうだろう。。見事に調和している。 気品すら感じさせる女だ。。 本当にあの女か??? 俺は辺りを見渡した。。 白いバックの女は。。。やはりカフェに座っている女一人しか居ない。。 ホテルのカフェを使い慣れているのだろうか..? 俺に会うのに緊張はしていないのだろうか..? 動じた様子が見当たらない。 普段の俺なら絶対に声をかけられないだろう女..。 観察していると何人かの男が彩らしき女に視線を投げかけ、興味をひかれているのが分る。。 俺は時計に目をやった。 待ち合わせ時間3分前..。 視線を女に戻す。 女は組み合わせた両手を膝に当て、深く目を閉じたままだ。 20秒ほどの仕草だったか..。 女は組んだ両手をテーブルの上に置いた..。 うつむき加減のまま女は携帯を取り出した。 と、ふいに俺の携帯が鳴った。。 着信番号は!。。 彩だ。。 カフェの女に目をやった。 白いバックの美女が携帯を耳元にあてている。。 俺は反射的に彩らしき女の座っている所から見えない場所に移動した後、電話に出た。 「もしもし?」 「...。彩です。今、カフェに居ます。」 「そうですか。すぐに行きます。白いバックの方ですね?」 「はい。。入ってすぐのテーブルに座っています」 俺は電話を切った。 間違いなくあの美女が彩らしい。。 胸が高鳴った。。 その後、俺は一瞬躊躇した。 とても誰かに縋るような女には見えなかった。 俺に近づいて一体何の魂胆があるのか。。。?? そんな不安を感じた。 彩はそんな不安を感じさせるほどの女だった。。 死角から気づかれないようにそっと彩を見た。 彩はうつむいたままだ。。 話し終わった携帯をまだその手に握り締めていた。。 あぁ、緊張しているんだな。。 俺はそう感じた。。。 そう感じたとたん、また別の感情が湧きあがった。 「そう、お前は俺の獲物だよ。どう料理してやろうか?」 俺は女に向かって歩き始めた。。。
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