更なる難問
私は麻由美に対して更なる難問を突きつけた。
「今度来る時には、お前の姉の彩も連れてくるのだ。姉妹そろって痒み薬で責めてやるよ。ふふふ」
「言うことを聞けないというのなら、この前撮ったお前が痒み薬に悶えている恥ずかしい写真を俺のブログで公開してしまうぞ」
「『鬼縄さん、よく考えてみて頂きたいの...。貴方は過去である私に執着して、ご自身の人生を棒にふるおつもりですの?。鬼縄さんはまだ若いわ。私以上に貴方の事を理解してくれる方が、この先きっと現れます。婚約している私に執着して下さっても、鬼縄さんの時間の無駄というものです。私は鬼縄さんには幸せになって頂きたいのです。どうか未来をみて、新しい方と幸せになってください。。」
ふふふ。。。。
このように言われて「あー。そうですか」と言うぐらいなら最初からこのようなことはしてやいない。やはり麻由美は俺の気持ちが分かっていないのだと思うと、嗜虐心が更に燃えさかるのを感じた。
他の女で間に合うのならとっくにそうしているのだ。こんな手の込んだ復讐などすることはないのである。それに俺は結構もてる。俺に縛られたいという女の申込みも、断るのに苦労するぐらいあるのだよ。女に困って麻由美に固執している訳ではないのだ。執着するだけの理由が麻由美には分からずとも私にはあるのだ。
麻由美という女は私の嗜虐心を刺激し続けてくれる不思議な女である。普通の女なら他の男と婚約でもすればあっさり諦めて別れられるのに何故かそういう気持ちにならない。きっと俺には、正しいこと、美しいもの、幸せなもの、それに強い者への嫉妬と憧れが混在しているのだろう。まさに麻由美はそういうものを兼ね備えた象徴的な女なのである。そして俺にはそういう女を汚したい、貶めたい、不幸にしたいという卑屈な願望があるのだ。だから私は麻由美に執着するのであろう。
「お説教は充分だよ。お前に説教される筋合いはない。姉の彩と一緒に私に責められるか、それとも恥ずかしい写真をブログで公開されるのを選ぶか、よく考えろ。」
「明日の夜、7時に俺のアパートまで姉の彩と一緒に来るのだ。いいな。待っているぞ。ふふふ。。。」
「今度来る時には、お前の姉の彩も連れてくるのだ。姉妹そろって痒み薬で責めてやるよ。ふふふ」
「言うことを聞けないというのなら、この前撮ったお前が痒み薬に悶えている恥ずかしい写真を俺のブログで公開してしまうぞ」
「『鬼縄さん、よく考えてみて頂きたいの...。貴方は過去である私に執着して、ご自身の人生を棒にふるおつもりですの?。鬼縄さんはまだ若いわ。私以上に貴方の事を理解してくれる方が、この先きっと現れます。婚約している私に執着して下さっても、鬼縄さんの時間の無駄というものです。私は鬼縄さんには幸せになって頂きたいのです。どうか未来をみて、新しい方と幸せになってください。。」
ふふふ。。。。
このように言われて「あー。そうですか」と言うぐらいなら最初からこのようなことはしてやいない。やはり麻由美は俺の気持ちが分かっていないのだと思うと、嗜虐心が更に燃えさかるのを感じた。
他の女で間に合うのならとっくにそうしているのだ。こんな手の込んだ復讐などすることはないのである。それに俺は結構もてる。俺に縛られたいという女の申込みも、断るのに苦労するぐらいあるのだよ。女に困って麻由美に固執している訳ではないのだ。執着するだけの理由が麻由美には分からずとも私にはあるのだ。
麻由美という女は私の嗜虐心を刺激し続けてくれる不思議な女である。普通の女なら他の男と婚約でもすればあっさり諦めて別れられるのに何故かそういう気持ちにならない。きっと俺には、正しいこと、美しいもの、幸せなもの、それに強い者への嫉妬と憧れが混在しているのだろう。まさに麻由美はそういうものを兼ね備えた象徴的な女なのである。そして俺にはそういう女を汚したい、貶めたい、不幸にしたいという卑屈な願望があるのだ。だから私は麻由美に執着するのであろう。
「お説教は充分だよ。お前に説教される筋合いはない。姉の彩と一緒に私に責められるか、それとも恥ずかしい写真をブログで公開されるのを選ぶか、よく考えろ。」
「明日の夜、7時に俺のアパートまで姉の彩と一緒に来るのだ。いいな。待っているぞ。ふふふ。。。」
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