「うぅぅぅぅ....」
「くぅぅぅぅ....」
彩のいいところは、いくことに抵抗感をもっていることだ。いかされることに屈辱感を抱く。好きでもない男にいかされることなど、彩のプライドからすればもってのほかのことだ。
痒みを和らげる為にバイブを挿入することを許せば、もっとも迎えてはならない状況に追い込まれてしまう。なんとしてもこの痒みに耐えきらねばならないのだ。
俺は彩のこのプライドを最大限利用することで、愉悦の時を長く楽しむことが出来る。彩にいくことへの極度の抵抗感がなければ、この責めはなんとも味気ないものになってしまったことだろう。
しかし私にとっては幸いなことに、彩にとっては不運なことに、彩はいかされることを許してはならない屈辱だと思っている。
ふふふ。。。。
だから彩は耐えるのである。
彩は全身をぬめぬめした汗に濡らして悶え耐えている。
普段は近寄りがたい気品と清楚さで身を包んでいるが、全身から汗を噴き出している姿は別の意味で美しい。汗で濡れた彩は普段の姿からは想像もできないほど、なんとも野生的で女の色香をこれでもかというようにムンムンとした匂いと共に私を欲情させてくれるのだ。この姿を見られるだけで、もう死んでもいいとさえ思ってしまうほどなのだ。
私は筆で彩の体を刺激する。痒みに加えて今度はおぞましくも欲情をさそうなんともいえない甘美な刺激が彩を襲う。
筆を首筋から脇の下。それから痒み薬を塗ってある乳首へと這わす。
これを繰り返すといくら強情な彩でも、私の目にもはっきりわかるような体の変化が起こる。その証拠に秘部からは汗とは違ういやらしい蜜が滴るのが見て取れる。
口では言わないが明らかに彩は感じている。痒みに加えてさわさわとした甘美な刺激は彩の理性を崩すのに充分であった。
そして俺は筆を蜜を滴らせている秘部へと這わせていく。筆が秘部をなぞるといっそう蜜を溢れさせる。筆が行き来するたびにそこがひくひくと痙攣をはじめる。彩の理性とは別に、彩の体はそこに挿入されるモノを欲しているのだ。
私は鞄から彩の最も嫌うモノをとりだすのだった。
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