SMは嗜好である。
特に混同する嗜好に主従のSMがある。本当に奴隷契約を結べば関係になるだろうけど、真の奴隷契約を結ぶなんて言うことはちょっと考えられない。大抵は嗜好の範囲での主従だろうと思う。主従も普通の恋愛関係と同じである。ただ嗜好がノーマルかSM変態かの違いだけであろう。鉄道マニアや俳句仲間同士の恋愛と大差ない。
SMはあくまで性的嗜好である。
ただ性的嗜好を前面に出すと、いかにもいやらしく、低俗な感じがするので関係論にすり替えているに過ぎないのだが、これがSMの暗闇を彷徨うことになる原因でもある。
関係論を論ずるならSMにとらわれず、恋愛論を語ればよいのである。
SMは性的なことから始まる。恋愛を始める前にまずお互いの性的嗜好を確認し合う。当然SMだけして恋愛関係が成立しない場合も多々ある。ノーマルに置き換えればセックスだけして別れるのと同じである。
しかし私は性的な嗜好が人間の本質だと思っているので、この順番でいいと思うのである。性的嗜好が合ってこそ初めて恋愛が出来る。恋愛の結果セックスやSMがあるのではない。セックスやSMの結果愛があるのである。この順番を間違えるから彷徨うことになるのである。
もちろん女性の抱えるリスクは回避することが条件ではあるけれど、SMは最初はセックスをしないのが本来の基本ですからね。その点ノーマルの方がリスクが高いと言えるかもね。
偽善的に性欲を過度に否定して、過度の精神論で語るから間違いを起こす。私はそう思っています。
私は体を差し出さない女に興味はない。結果を条件にする女に興味はない。
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| 鬼縄のつぶやき | 20:52 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑
SMは性的嗜好・・・本当にそうですね。
関係は?それは・・・"男と女"
| 炎縛 | 2009/12/04 11:47 | URL | ≫ EDIT