「そうか。鬼縄さんはもう少し麻由美を痒み責めで狂わせようというのだな。俺の方は、彩が俺の性奴隷となる約束をしてくれたので満足だよ」
と、源八は薄ら笑いを浮かべてそう言ってから、大小二つの責め具を手にして彩に身を寄せて行った。
源八は単純な男だな。この女どもは、今は痒みから逃れる為にそう言っているが、事が済んでこの場から帰ったら約束通り言うことを聞くかな。それほど従順な女どもではないのさ。約束を守らせるだけのモノがなければ言うことなどきかんさ。と、内心思ったが、源八はこの美しい姉妹を今宵責める為だけに呼んだいわば道具だ。これが済めば源八などには用はないわ。とも思った。
「源八。俺はもう少し麻由美をこのまま痒みにまみされさて、悶える姿を楽しむよ。お前は好きなように彩を責めるがいい。」
「それでは痒みをほぐしてやるよ」
源八は彩の宙に浮いた肉付きのいい優美な太腿を手で撫でさすりながら、責め具の先端で悩ましい濃密な茂みの上を軽く叩いたりした。
また、この男達の猫がネズミをいたぶるような淫靡な責めが始まったと彩も麻由美も思いながら、その口惜しさが一層、官能の炎を燃え立たせることとなり、忽ち、二人の男の術中にかかって狂おしい身悶えと一緒に甘美な声を漏らし始めた。
「そ、そのように焦らさず、さあ、ひと思いに。。。」
と、彩は源八の軽く突いたり、そららしたりする意地悪さに耐えかね、女っぽく鼻を鳴らして拗ねたように腰を揺さぶっている。
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