どうしても痒み薬
「ずいき縄を湯に浸したのはな。効果を強めるためなんじゃ」
湯に濡れるとずいきは痒い痒いサポニン液をはっきりと滲ませるようになる。それが女の体液に溶け込むと効果は一層、はっきりしたものになってくると、吉岡は~中略~濡れたずいき縄の効力を説明し始めるのだった。
略
「ほう、もう効果が生じたようだな」
そのおぞましい縦縄をはさんだ静代の両腿の筋肉がヒク、ヒク、と波打ち始めたのを見ると吉岡は会心の微笑を口元に浮かばせる。ずいきの中に含まれた掻痒性のサポニンが静代の粘膜の内の熱い分泌物ともう溶け合ってその効力を発揮し始めたかと思うと吉岡は嬉しくて仕様がないのだ。
「ああ、痒いわ。外して、これ外してっ」
略
両手はきびしく後手に縛り上げられている為に指を使って痒さを解くこともかなわぬもどかしさと悔しさ。そして、肉層で喰いしめた股縄を女の愛液が濡らし始める恥ずかしさ。
とか、
「折井さんから俺は面白い薬を預かっているんだ。粘膜の奥深くにこいつを塗りつけられると気が狂うほど痒くなるってクリームなんだよ」
とか、
団鬼六先生の小説にはよく出てくる痒み薬なんですけど実際にお目にかかったことがない。山芋も試してみたけど女の秘部は痒くならない。皮膚を痒くしても私の場合だめなのである。この媚薬に憧れてSMに取り憑かれたというのに、肝心のこの痒み薬が手に入らない。
私にこの手の薬が手に入ったら、私の女はいつも秘部を愛液で濡らしながら痒みと長い時間闘わなければならないだろう。女が狂うまで私は眺めてしまうだろうな。ふふふ。。。。
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| 鬼縄のSM | 10:19 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
鬼縄さま。
初めまして。
blogや掲示板にて、鬼縄さんの責めの話を
読んでいると、自分の好きな責めと一致
していることが多くて驚いています。
痒み責め、筆責め、くすぐり責め・・・
これらの責め、全て私も好きな責めなのです。
今回の縄にズイキを染み込ませて、その
縄で股縄を通して縛るのは、私も以前から
妄想しておりました。
「あ~~~痒い!縄を外して!」と悶えれば
悶えるほど、股縄が喰い込み、痒み成分が
染み出る。
勿論、そのまま放置してやります。
女は悶え狂って、身体がシナリまくり・・・・
私はそれを眺めて楽しみます。
| RQ責め師 | 2007/04/01 11:34 | URL | ≫ EDIT