女性のM性の芽
男の性欲が単純明快なのは、男根がそのまま性器期における性器となるので、男根リビドーはそのまま性器リビドーに移行するのに対し、女は男根を膣に入れるという能動的な形の男根期の性欲を性器期において膣に入れられるという受動的な形に逆転しなければならない。この逆転しなければならないことが、女に挫折感、劣等感、屈辱感をもたらすと考えられている。
ここに女性のM性の芽があるのであろうか。では女性のS性の芽は?
とにかく、女は男としての性欲を形成しかかっていたのだが、それが遮断され、かといって女としての性欲も上手く形成されず、膣は男根の単なる受け入れ器官とみなされ、男の男根と違い、性器性欲の座となることを妨げられることが多いのである。
これが女の性欲はないと言われたり、複雑怪奇でよくわからないといわれる所以である。そして社会的文化は女性器を男の性欲を満足させるのに都合のいいようにしてでしかしてこなかったのである。
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| 性的SM論 | 05:53 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑
はじめて投稿いたします^-^
鬼縄様のサイトにはよくお邪魔していますが
いやらしい箇所ばかり読んでいた(笑)ので
興味深く読ませていただきました。
女性の性欲には 愛情リビドーが伴うとも言われますね。
?愛を確認する行為としての性欲?
と 一般的にはなるようです。
そして男性は性欲を満たすためにそれを与える。。
サイクルとして納得できなくはないのだけれど
私としては なんだか与えられているようにもとれて
ちょっと気に入らないところもあります 笑。
言い方を変えて
性欲を満たしてあげるんだから
安心をよこしなさいよって言ってみても虚勢のようだし--;
SMに置き換えたら面白いかもしれないですね。
どちらも愛深いようにみえて^-^
それでも何にしても
異端児というか あてはまらない存在が在るから
専門の方たちは日々研究しているのでしょうね。
鬼縄様の分析をみてみたいです 笑。
またまいります^-^
| aria | 2005/06/18 09:41 | URL | ≫ EDIT